会津へ
2011年 08月 13日
会津へ行きました。
会津から放射能避難のため、フリーキッズで一緒に暮らしている子たち3人と、お母さん。
そしSCIボランティアのミケーレ、KAZさん、な〇ちゃん、そして私。
土砂災害のお手伝いをさせていただきました。
川が茶色い。
最初のインパクトです。
そして、川岸や土手が大きな力でえぐられている様子。
本当に大きな力。
鉄橋が崩れています。
誰も、どうすることもできない、大きな力。
水の力。
そして、運ばれてきた大量の泥、土砂。
木の葉っぱに残る、泥がその高さまで来た名残り。
おじいさんの家の泥かきのお手伝い。
おじいさんの家の2階まで水が来たようです。(画像が悪くて見づらいですが・・)
午前はお庭での作業。
おじいさんのお庭には、サツマイモと落花生が育てられていたことがわかります。
泥をかいていたら、泥の中から出てきてくれました。
途方もなく思える作業でも、みんなでやれば大丈夫。
午後は男衆ががんばってくれ、床下の泥かきもはかどったようです。
後一日やれば、終わるかな。というところまでがんばってくれました。
作業を始める前、車の前輪が溝にはまって車が傾いてしまいました。
すると、どこからともなく、男性陣が集まってきて、
みんなで持ち上げて、
見事に車を立て直してくださいました。
人が集まると、すごい。
だって、災害地にだって、色んな場所から駆けつけて。
集まって、「みんな」で「みんな」の為に動いてる。
そうしたら、「一人」じゃ途方に暮れて崩れてしまいそうなときだって、
誰かと一緒ならがんばれる、立ち上がれる。ゴールが見える。
作業後、家のおじいさんは泣いていたそう。
「神に仏だな。。」って。
でも、その「みんな」って「一人」なんだなぁって。
「一人」って「みんな」を作っている。
「みんな」は「一人」で出来ている。
「一人」が集まらないと「みんな」は出来ない。
私は午前だけでダウンしてしまって、大した事は出来てないけど、
その「みんな」を作れてたかなぁって。
自己満足かもしれないけど、おじいさんに「みんな」を作ってあげれたかなぁって。
そんな事を思いました。
ありがとう。
by freekids
| 2011-08-13 15:23
| 日常のひとコマ