信州の山里にある寄宿生活塾の暮らし


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大きくて小さい母ちゃん探し!!

本日、御蔵島のプログラムの一環、水源探しの日!!

はて??水源とは・・・?



海をさかのぼると川があります。川をさかのぼると山があります。

山の中にはひとすじの小さな「ちょろちょろ」とした水の流れがあります。

そうです。

このちょろちょろが水源です。

母なる海の、さらに母ちゃん。

大きくて、小さな母ちゃん。


雨が降り、山に水がしみ込んで、土から栄養を吸い込んだ小さな雫たちが集まって、

「ちょろちょろ」を作ります。(大きくて小さな母ちゃん)

そのちょろちょろたちが川となって、海へと流れ込みます。

栄養たっぷりの川の水は、豊かな海を育みます。

そして海の水が蒸発し、雲を作り雨を降らせ、、、繰り返し繰り返し。。。

ニワトリが先か、卵が先か、、という話は置いておきます。。


フリーキッズでは、シャンプーや洗剤を使いません。

川の上流で暮らす私たちは、川の水を最初に使う私たちは、

きれいな川のまま、次に使う人たちに、そして海に渡したい。

山と海は離れていても、密接です。みんな一つです。

山を汚すことは海を汚すと同じです。

何かを汚すことは、みんなを汚すことです。



森は緑のダム。

豊かな森に雨が降ると、15%は蒸発し、25%は地表を流れる。

そして25%は、木の葉や幹に蓄えられ、35%は地中に入り地下水となる。

つまり、雨水の60%は森の中に蓄えられるということだそうです。

これが、森は緑のダムと言われる所以。


しかし、荒れた、破壊された森に雨が降ると、、、

40%が蒸発、55%は地表を流れます。

わずか5%しか地中には入りません。

土砂崩れなどの災害にもつながります。



日本の森が荒れています。

人間が一度手を加えた森は、加え続けないと荒れます。

植林され、今では放置されている森は、ひょろひょろとした針葉樹が寂しげに立っていて、

地表には枯葉が溜まっています。

どんよりとして、ひっそりとして薄暗いです。


手入れがされている森は、木漏れ日が差し込み、キラキラしていて、

地表には緑も生えていて、生命力を感じます。


自然界のサイクルは、複雑で、繊細で、完璧です。

人間が余計に手を出すと、そのサイクルはいとも簡単に壊れていきます。



なんでかな。人間も「自然」の中の一つなのになぁ。。


江戸時代までの日本では、「自然」を「じねん」と読んでいたそうです。

「じねん」とは、自分自身と天然のものすべての総称。

しかし、海外から「ネイチャー」という概念が入ってきました。

ネイチャーは、人間である自分自身を含まない、天然のもの。





「里山」の生活はこのことをよく表していると思います。

自然界のサイクルを壊さず(そのスピードを越えず)、自然界の恩恵をいただいて生活する。

自分たちもそのサイクルの一員として。。。



八百万の神さま。

至る所に神さまはいます。

えんぴつの神さま、本の神さま、大根の神さま、ほうきの神さま、海の神さま、山の神さま。。。。

神格化することで、畏れ敬い、大事にする。
(「神格化」って言っても、実際居ると思います。この場合、「意識にのぼらせる」という意味で使わせて下さい。)

四季折々のお祭りや儀式は、そういうことなのかなぁ。

妖怪やお化けにもつながるのかもしれません。

きっと、ガサツに扱われた傘やちょうちんが、お化けになっちゃったんだなぁ。。



人間は、その「身」一つでは生きてはいけないんでしょう。

衣をまとい、道具を使い、住処を持ち、、、車を持ち、冷蔵庫を持ち、えんぴつを持ち、、、、

持ち、持ち、持ち持ち持ち、、餅、餅、、もちもち・・・。。



鳥、虫、獣、魚、微生物たち。。。

彼らは「身」一つで生き抜いています。

生きる、食べる、子孫を残す、死ぬ。

当たり前にやり遂げています。

すごいですよね。

神さまですよね。

しかもそれぞれが役目を果たしています。

あるものは花粉を運び種を運び、あるものはあるものたちの分解をし、

あるものは誰かの血となり肉となり、あるものはあるものの増減を担い、、、

あるものたちは互いが互いのために存在し合い、、、


完璧です、抜かりなし。

畏れ入ります。。。



我々人間の役目ってなんでしょう。

その完璧を破壊することでしょうか。。

そんなの悲しすぎます。悲しい存在です。

そんな存在にはなりたくないですよね。。。




長~~いつぶやきにお付き合い下さいまして、ありがとうございます^^

今日も一日お疲れ様^^



ありがとう。

(森の大切さについて、「稲本正」さんの本がとても分かりやすいと思います。
  おすすめは「心に木を育てよう」「森と生きる」「森を創る森と語る」です^^
  ぜひ、一読を^^)
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by freekids | 2011-07-17 18:32 | 日常のひとコマ