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信州の山里にある子育て村の活動


by freekids
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すべてがありがたく感謝の新年です

 明けましておめでとうございます。
 今年は、フリーキッズが10年目を迎え、新たに家庭で暮らせない里子たち5-6人と共に暮らすファミリーホーム“うずまきファミリー”を開設します。子どもたちのために大きくて素敵なお風呂の工事も始まりました。子どもたちとの暮らしが広がり、子どもたちを受け入れ大切にして下さる人たちとのつながりが広がり、ますますありがたく、楽しみなことばかりです。
 次世代の子どもたちに、大きな安心の中で成長し、自立していかれる村を遺せるように、フリーキッズは第二次成長期に入ります。
 次世代の子どもたちへの村づくりのために、より多くの方々のご支援を賜り、ヴィジョンを共有する若者に「持続可能な、山里での自給自足の大家族生活」を継承していってもらえるよう、本年も精進してまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
 この10年間「誰もが心豊かに平和に生きられますように」という願いのもと、変わらぬ思いで、子どもたちとの暮らしを続けさせていただいています。
豊かな日本でありながら、心淋しい思いで「どうせ自分なんか」と、自己否定感を抱いて辛い気持ちで暮らしている子どもがたくさんいます。私は、どんな子にも、伸び伸びと豊かに、天真爛漫な子ども時代を過ごして欲しいと願っています。まわりのおとなから、無条件に受け入れられ、愛される体験があることで、それなりに失敗を経験しても、またまわりのおとなに助けられ、試練を乗り越え、独りの人として自立ができるのだと思います。
 けれど、社会が複雑になり、おとなの心が不安定になり、子どもの心も、子どもの社会も複雑に揺れています。いじめや不登校や非行など、どこのご家庭にも身近な心配事になってきています。
 ここフリーキッズでは、実際に不登校や引きこもりを体験した子どもたちとの共同生活をしているのですが、ほとんどの子ども自身に大きな問題はありません。もちろん、小さな問題は多々あります。例えば「学力不足、落ち着きがない、協調性に欠ける、集中力が少ない、持続力が弱い、行動がゆっくり過ぎる」などです。けれど、それぞれにいいところがたくさんあります。「優しい、まじめ、素直、明るい、楽しい、きちんと丁寧にできる」など、いいところと悪いところは裏表なのですから当然です。子どもの小さな問題に焦点を当て、いいところには光を当てにくい、子どもをとりまく社会が問題だと思います。
子どもたちは、「学校に行かれなくなり、選択肢が狭くなった。けれどここに来て、選択肢が広がった。」と言います。
 子どもたちに、小さなつまずきから自分を否定し、人生の行き詰まりまでを感じないで欲しいと願っています。私が大好きな子どもにできることは、「人生はありがたく、すべてを与えられていて、素晴らしいものだ。」という実感を、日々の暮らしの中で伝えていくことだけです。この山里で自然と共に暮らしていると、生きるために必要なものは、すべて与えられていることを実感し、感謝の思いに満たされます。
 また今年も「みんないい子で、みんな悪い子、そしてみんな大好き!」と、怒ったり笑ったりしながら子どもたちの心を抱きしめて暮らしていきます。
 どうぞ本年も“子どもたちとの山里の自給自足暮らし”にお力添えをいただきたくお願い申し上げます。        
                                       愛と感謝をこめて 宇津 孝子
by freekids | 2013-01-22 00:07 | たかこからの山里便り